※おそ松さんの捏造、ダーク要素注意。
※序列による身分に分けられた六つ子達による洋館パロディであるため、兄>弟身分要素かなり強め。
※とくに弟松三人は多少の使用人要素含みます
※全員ゴシックな装いをしておりますのでそのあたりも注意。
現代よりも少し昔。
代々続く富豪の家である松野家には莫大な財産や莫大な企業や土地を保有している。島を丸ごと買い上げ、そこに何十年も続く巨大な洋館を築いて本家としている。次期当主を決める際は、通常ならば弟より兄、姉より弟と序列と性別により定められる。騒動の種である双子などは通常ならば間引かれる。
そんな松野家に驚くべき「六つ子」が産まれてしまった。
通常ならば間引かれる定めにある兄弟たち。たくさんの良家から貰い手の申し出があった。しかし六つ子たちの両親は愛する息子達にそれができなかった。
次期当主選びの火種にならぬように次期当主を長男に初めから定め、支えさせるように次男と三男に教え聞かせ、下三人には幼い頃に使用人としての勉強をさせた。そして大人になった現在はそれにとやかく言う家もなくなり、みんなが十五になる誕生日に。本家である屋敷に六人全員を呼び戻した――。
それから三年、十八になる頃長男は当主となり屋敷を任せ、両親は離れた別荘に移り住んだ。
これは、それから数年したお話。
―――レス禁――――