そうかな……でも、本当にそんな気がするから怖いんだよ。 ―――朔は暗いの好きなんだね、大人、だから? (ポエマーと言われれば自分ではそんなつもりはなく、ただ思っていることを言っているだけなので相手の言葉にもピンと来ずそう言って。暗闇が好きだと言う相手に、それが嫌いな自分はそこだけはどうしても共感できそうにないねと静かに笑うと、不意に襲ってきた眠気に小さく欠伸をして)