Infinity ｌife【BL/指名制】

引き続き４番募集中です！

４．従者
世界観は近未来日本風。近未来といえど科学技術の発達……といったものではなく、日本国内の治安悪化により銃器が流通し、至る所で怪しげな組織が抗争を繰り広げるようになってしまった世界です。
今日、あなたには新しい部下が与えられます。過去にとある組織同士の抗争に巻き込まれ、幼い妹と弟を失った怒りからその場で片方の組織の幹部を丸腰のままあの世送りにした経歴を持ちます。
当時ただの中学生であった彼ですが、それ以来あなたが所属する組織にその才能を見込まれ、半強制的にスカウトし、組織の為に働く戦闘員として教育もとい訓練を受け、そうして今日ついにあなた直属の部下になったのでした。
しかし、彼はどうにも問題児の様です。目上の人間への敬意を感じられず、口が悪く、反抗的で乱暴。それもその筈です、組織の抗争で妹と弟を失い、残った家族とは引き離され、彼はこういった組織の人間に良い印象が無いのでしょう。彼はあなたと初めて顔を合わせると、こう言いました。
「仕事は仕事だ、命令は受けてやる。……でもな、俺は絶対、お前に忠義を誓うことはねぇ、分かったな」
こうして、彼とあなたの物語が幕を開けました。

【あなたの設定】
組織の中でも上の方の地位に付く存在です。幹部でも、ボスの子供でも、いっそのことボスでも良いでしょう。ボスの子供の場合は例外ですが、それ以外は人の上に立つ存在なのですから、それなりの威厳を持っている方が望ましいです。彼は反抗的ではあるものの、命令には一応、渋々従います。しかしあまりに扱いが酷ければ逆らうようになり、挙句あなたを裏切るかもしれません。そんな展開もまた一興という方は、そういう設定にしてみるのもありかもしれませんね。


―――――ここから追加分―――――


５.使用人
世界観は中世風ファンタジーのイメージ。魔法が一般的であり、どれだけ魔力が高く、高位の魔法を扱えるかが人々の地位を決めるような世界です。不幸なことに魔法を扱えない人間も存在し、そんな人々の地位は低いです。
とあるお屋敷に、魔法をまったく扱えない使用人がいました。そのことを馬鹿にされようと意に介することも無く前向きに、任されている仕事に熱心に取り込む彼。彼に対する評価は様々で、勿論良く思わない者もいるようです。
そんな彼は絵を描くことが趣味の様子。仕事の空き時間を見つけては、お屋敷の庭に出ていつもなにやら描いています。キャンパスなんてものは与えられていないので、大抵いらなくなった羊皮紙を使っているのですが。
お屋敷の住人であるあなたが彼と言葉を交わしたのは、彼がいつも絵を描いている庭でのことでした。綺麗に整えられた庭を散歩していたあなたに彼が声をかけます。彼は羊皮紙とペンを手に、悪気のない笑顔を浮かべ、そして失礼にもこんな言葉を口にしました。
「申し訳ないのですが、今庭の景色を描いているので、そこ通らないでいただけません？」
こうして、あなたと彼の物語が幕を開けました。

【あなたの設定】
あなたはお屋敷を所有する一族の人間です。その為身分は高くなります、また、魔力も高いのが特徴です。彼とはもしかしたら過去にも何度か言葉を交わしたことがあるかもしれません。


６.退魔師
世界観は現代日本風。妖怪が蔓延る世界ですが、多くの人々はその存在には気づいていません。極々一部の人間だけがその存在を知り、共存したり、争ったりしています。
都会の中に似つかわしくない大きな日本家屋。そこには何故かまだ年若い男性が一人で住んでいました。いえ、正しくは一人ではないのですが……一人と沢山の、何か。そう表すのが一番かもしれません。
彼は知る人ぞ知る退魔師。礼儀正しく穏やかな物腰とは裏腹に、人間に害あるとみなした妖怪には容赦なく刀を振るう、恐ろしいとも言える一面を併せ持っています。その腕前は確かですが、それは友好的な妖怪のサポートあってのことでもあります。
あなたは今日からそんな彼の助手として彼のサポートをすることになります。話を頼りに彼の家を探し、辿り着いた日本家屋のその門から中を覗けば、あなたは庭の掃除をする彼の姿を見つけられるでしょう。そして、あなたに気が付いた彼はその場で一礼し、あなたに近づくと門を開け、中へ招きつつ言いました。
「よく来てくださりましたね。これから大変になるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します」
こうして、あなたと彼の物語が幕を開けました。

【あなたの設定】
あなたは妖怪の存在を知る極々一部の人間のうちの一人。もしくは、あなた自身が妖怪でも構いません。彼のサポートができるような頼もしい方が望ましいです。強さが彼を上回っていても構いませんが、最強設定はご遠慮ください。妖怪の場合、人型でなくとも大丈夫です。


７.獣人
世界観は中世風ファンタジーのイメージ。魔法は存在しませんが、代わりに獣人という何かしら獣の特徴を持った人間の姿をしている種族が存在します。嘆かわしいことに、この世界には獣人に対する差別が存在します。
そんな世界の町はずれにある森の奥の小屋で、猫の獣人が一人で生活していました。彼に両親はいません、幼い頃、人間に殺されてしまいました。
彼は人見知りが激しく、気弱な性格です。人間のいる街に出て食料を買い生活するなどとてもできません。ましてや、こんなにも獣人差別が根付いてしまった世界では。しかし獣人の特徴であるその高い身体能力を活かした狩りや、家の周りで行なっている家庭菜園で採れた野菜で生活はできていました。
あなたは森の奥で、たった一人で薄暗い道を歩く彼を見かけます。あなたが動くと、あなたの膝の辺りまで高く伸びた草が擦れて音を立て、それを聞いた彼が振り返り、青ざめた顔であなたを見ながらこう言いました。
「だ、誰だっ……！？　お、俺何もしてませんから！　どうか見逃してください！」
こうして、あなたと彼の物語が幕を開けました。

【あなたの設定】
あなたは人間でも構いませんし、彼と同じ獣人でもかまいません。また、彼を助けるも虐げるもあなたの自由です。


８.錬金術師
世界観は現代日本風。魔法も妖怪も存在しない世界なのですが……それでも不思議なことは起きるものらしいです。憧れの非日常、それはこの世界においては、自ら生み出さなければいけません。
街中であるにもかかわらず人通りの少ない通りに、洋風の小さな家が建っています。その家の主は若い男性。彼は最近少し話題になっている作家なのですが、どういうわけか変わり者としても有名なのです。
どこか落ち着いた雰囲気を纏う彼は、昔から妙にオカルト方面に詳しい人物として近所で知られていました。それでも幼い頃は面白い怪談を話してくれると人気者だったのですが、やがて成長するにつれて、彼を不気味に思う人も増えていきました。
そんな彼の秘密。それは、彼が家の地下で行なっている錬金術のことです。彼が生み出したいのは金ではなく、人。つまりホムンクルスでした。あなたは、彼がようやっと造りだしたそのホムンクルスです。伝承と違い、あなたは既に成長した姿で生まれたのですが。あなたが初めて目を開けた時、彼はこう言いました。
「初めまして、だな。私のホムンクルス、会えて嬉しいよ。さて、早速名前をつけなければいけないな」
こうして、あなたと彼の物語が幕を開けました。

【あなたの設定】
上記の通りホムンクルスです。どの程度の知識を生まれ持ったかは自由となります。