うん、そっちの方がしっくりくる。 (久しぶりの名前呼びにひどく嬉しそうに目を細めると、その感情を声音にも滲ませながら答えて。すぐに踵を返して歩き出せば、昔のように多くは望まないよう自分を戒めつつも'相手と一緒にいたい'という気持ちだけがむくむくと膨らんでいき、「これからも千秋くんといろんなところに行きたいなー…」と桜並木を見上げながら独りごちて。)