なっ!? ちゅーも、してくれないのか……? 清光……。 (普段相手がキスを断ることはあまりないため、あからさまに衝撃を受けたように目を見開くと思わず声を上げて。子犬が寂しげな顔を向けるそれと同じように、酷くしょんぼりとした表情を浮かべては「ほんの少しも、か…?」と軽く意地になっているのか、最後のひと押しに瞳を覗き込んだまま鼻先を擦り合わせ)