―同じだな! (広げられた両腕を見れば途端に目を輝かせて迷うことなく相手に飛びつき、その行動にも、自分を認めてくれているような言葉に対しても嬉しくて堪らないというように頬を緩めては、これでもかと擦り寄って。しかし、しばらくしてから不意に顔を上げると「だが……可愛い、か。牙もつけて、怖く見せようとしたんだが…」と不貞腐れたように呟きつつも、じゃれつくようにぎゅむぎゅむと抱きしめて)