え……あ、了解。 (どちらかといえば敏い方である自分が相手の様子の変化に気づかないはずがなく、そそくさと会計をしに行ってしまった背中に戸惑いの言葉をかけ。今は主である相手との所謂'デート'中、昔の持ち主のことを話に出すのは失礼極まりないことだったと気づけば嫌な思いにさせたのではないかと不安になってきて。堪らなくなり「どうしよう」と呟くと落ち着かなげに緩く唇を噛みしめ。)