あるといいけど…。 (手を引かれるがままに店の奥の方へと進んでいき、話に聞いていたボールの特徴を思い出しつつ雑然と並べられた商品を眺め。遊び道具にはしゃぐような年ではなくとも物珍しさはあるのか、満更でもなさそうな様子でしばらく店内を満喫した後、大小様々なボールが置かれた棚が目に入ると相手の手を軽く引き「ねえ、この中にはない?」と首を傾げ。)