足元気をつけてねー。 (籠を抱えたまま適当な履物を引っ掛けると先に庭先に下りて、そのそそっかしさを心配してか声をかけつつ相手の分の履物を履きやすい位置に揃えてやり。少し離れたところに無造作に設置された物干し竿まで歩けば、傍に籠を置いて衣類の形を整えながら丁寧に干していき。ぽかぽかとした陽気が心地よく、「…っふぁあ。眠いよなぁ…」と欠伸混じりにぽつりと零して。)