主 2015-11-11 23:45:49 |
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>アルス・ベイカー
戯言を抜かすなアルス・ベイカー。お前はお前の仕事に専念しろ。
(そう言うと、悪魔が襲い掛かってくる前に『黒鍵』の刀身を射出する。避ける間もなく串刺しにされた悪魔は、煙を上げながらドロドロと『浄化』されていく。『黒鍵』の本体は柄のみであり、その刀身はヴォイドの洗礼術によって施された特殊金属であり、それで構成された刀身は悪魔のような霊体に対して絶大な効果を持つ。刀身を射出した『黒鍵』は再び柄だけの得物となったが、すぐさま大気から粒子を集めて刀身を構成し)
>グラトナー
なに、態々自分から近付かずともお前の方から此方へ距離を詰めてくれたのでな。―――面倒なのでお前の体に直接『洗礼術』を打ち込んだのだが…しかし、溶解液か。暴食であるのにも納得がいく。
(相手に打ち込んだのは、打撃と浄化、その両方の特性を併せ持った『打術洗礼』だ。本来エクソシストの洗礼とは、洗礼術の浄化の光による悪魔祓い、洗礼礼装などを利用した『洗礼詠唱』が主な洗礼方法だが、ヴォイドはその洗礼術を自らの両腕に施している。なので、人間相手なら八極拳による『人体破壊』で済むかもしれないが、相手のような悪魔が相手ならば、人体破壊と並んで『本体=霊体そのものに殺人拳を与えられる』。が、相手の吐き出した液体と、それを浴びた瓦礫の様子を見れば、相手が暴食とされる所以を理解し)
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