匿名 2015-11-07 00:14:23 |
通報 |
返信結構遅れて、すいません!(>_<)
あれから私は、気づけば校内を出ていた。
そして、学校から約12kmぐらい離れた喫茶店の近くで
ふと、立ち止まり
みや『はぁ…は……はっ』
私は、一体どこまで走ってきたのだろう。
あの時から、心臓がバクバクして、まるで全身を動けなくしているようだ。
頭の中も真っ白で何も考えられない。
でも、少しだけ落ち着いた。
いや、それどころか前よりもスッキリした気がする。
みや『よしっ、行こう!』
そう思い、足を踏みだす。
その時だった。誰かとぶつかってしまった。
??『おいっ…何してくれんだよっっ!』
みや『あっ…あの.......』
これ以上、もう声が出なかった…。
??『このガキ…よくもヤりやがったな!』
その瞬間、激痛が走った。
初めて、ナイフで刺される痛みを知った…。
薄暗いなか、1人の小さな女の子が……
みや『お兄ちゃん、、私たちここで死んじゃうの…?』
ん?
??『大丈夫だよ、みやだけは必ず助けるから…』
と優しく微笑む。
でも、それが、どことなく寂しそうにみえた。
お兄ちゃん…お兄ちゃん……
そうだ。
これが走馬灯というやつだ….。
だって、もうお兄ちゃんは居ないんだから………
つづく
トピック検索 |