そんでもって最後は、少女が気まぐれで助けた青年の銃弾によって、少女だった異形は弾けた。 これまで食ってきたものや取り込んだものの分なのか、膨大な量の赤い液体と肉片は国中を覆い王の死骸によって大陸中の全てが押しつぶされ、国は滅んだ。 少女 「まねっこしよ(全身の骨が砕け、身体がうねり、筋肉は時折一部が盛り上がりつつ、姿形が変わっていく」