ハナミズキ 2015-10-30 16:57:47 |
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「あのぉ~・・・・、ユーリさん? なぜアサシンなんです?」
モリトは精一杯の自制心と理性で平常心を装った。
「ん~っとねぇ、シャワーのコックがとどかないからぁ~
おっきくなってみましたぁ~!」
それを聞いたモリトは、思わず納得をした。
良く考えれば、シャワーに付いているコックの位置が高い。
モリト自身は何の問題も無く普通に使っていたが、背の小さなユーリには微妙な位置だった。
「もしかして、毎回リメイクしてた?」
「してたぁ~!」
元気いっぱいに右手を大きく上に振り上げ、挙手をするような形で返事をする。
あまりにも勢いよく右手を振り上げたものだから、体に巻き付けていたバスタオルが外れそうになった。
「あわぁわぁわああぁぁ!!!」
慌てたのはモリトの方であった。
とっさにユーリの側に駆け寄り、はがれ落ちそうになるバスタオルを掴んで、しっかりと躰に結びつけたのだった。
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