ハナミズキ 2015-10-30 16:57:47 |
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ギルド設立の為に新しい仲間が見つかった事を、集合場所であるハロルドの家まで行って知らせる事になり、ハロルドが戻って来るのをモリト達はその場で待っていた。
しばらくすると、ハロルド達4人が現れて、懐かしの再開をする。
「いよ~、モリト、久しぶり~ ユーリちゃんも元気だった?」
相変わらず軽そうなケントである。
「久しぶりって、まだ一週間くらいしか経ってないだろ・・・・。」
少々呆れた顔で答えるモリトだった。
「こんにちは~、初めまして。あなたが新しい仲間なの?」
挨拶してきたのはアンズだ。
アンズはモリト達の腕輪の色をジロジロと見ながら、いかにも格下と言いたそうな顔つきで話しかけてきた。
「ギルドには入りたいけど、別行動がしたいんだって?いい心がけよね~。
ほら、私達ってまだ人数がそろってないじゃない?
あなた達を狩りに連れてっても安全を保障できないのよね~。
だから別行動の方が私たちにとっても助かるのよ~。」
少しトゲのある言い方だが至極まともな意見だ。
「おい、こら、アンズ、そんな言い方はないだろ?」
ハロルドがたしなめると、アンズは甘えたような声を出しながらハロルドにしなだれかかる。
「えぇ~、そんなつもりで言ったんじゃないのにぃ~
ひっどぉ~い、ハロルドってばぁ~」
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