《 小説 》 ビヨンド・ザ・ドリーム

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ハナミズキ  2015-10-30 16:57:47 
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オンラインゲームの中に入り込んでしまった男女2人の物語。

つじつまが合わない所はご容赦を…<m(__)m>

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  • No.40 by ハナミズキ  2015-11-09 16:40:14 

 安心したのか半分泣きながら言うリズ。
「助かった・・・・・」

 腰を抜かしたまま地面にへたり込みながらケントが言う。
「お前って、マジで強かったんだな……。」

 ハロルドは少し落ち着きを取り戻し、モリトに質問した。
「モリトは…、なんで銅褐色なんだ?本当なら《銀》じゃないのか?」

 頭をポリポリと掻きながら、モリトは答えた。
「んん~・・・・、俺にもよく分かんないんですよねw 冒険者登録をしたのが昨日だし、それ以前の経験値は無効みたいだし?」笑ながら意味深に答えた。
 その時である。モリトの腕輪が銅褐色から銅赤色に変化したのだ。

「ん? 色が変わった・・・・?」

 モリトはこの時初めて、経験値に応じて腕輪の色が変わる事を知った。銅赤色になったという事は、レベルが10以上になったという事も意味している。

 モリトの実力であれば、水色や青になるのもさほど時間はかからないだろう。しかし、腕輪が示すレベルより、遥かに高いレベルであるはずのモリトは、この先しばらくの間、自分よりレベルが低い者達に見下される事になるのであった。




 他の冒険者達もゴブリン退治が始まったのか、あちこちから魔物の断末魔が聞こえはじめて来た。このまま先に進んでもゴブリンはもう居ないだろうと、四人はグリュフォンを解体し、必要な部位や魔物の体の中に納まっているエネルギー石であるマナを取り出し持ち帰る事にしたのだった。




― 3話 完

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