《 小説 》 ビヨンド・ザ・ドリーム

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ハナミズキ  2015-10-30 16:57:47 
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オンラインゲームの中に入り込んでしまった男女2人の物語。

つじつまが合わない所はご容赦を…<m(__)m>

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  • No.37 by ハナミズキ  2015-11-09 16:34:58 

** 霧の森にて **


「しかし、こう霧が濃いと何も見えないな…」リーダーであり剣士のハロルドが呟くように言う。
「あの~…、ケントはアーチャーのスキル《イーグルアイ》が使えませんか?」
モリトが言うと、あっ、そう言えばそんなスキルがあったっけ。と言う様な顔をして
「そう言えばそのスキルあったわwww」と、おちゃらけた笑をしながらイーグルアイを発動させた。

 《イーグルアイ》とは、アーチャーのみが使用できるスキルで、頭上高くに視点を置き辺りを見渡せるスキルの事だ。イーグルアイのスキルポイントが高くなれば高くなるほど視界はクリアに見え、最高ポイントに達すると、地中深く潜っている魔物も温感探索で居場所が分かる優れものだ。しかしケントのレベルでは、まだ温感探知までには達していないだろう。

「ダメだぁ~! 全く分からん…!」

 集中するのが苦手なケントはグッタリとしな垂れた。
 仕方が無いので、モリトは《とぎすまし》のスキルを使う事にした。精神を統一し、神経を集中させることによって、半径100m内にいる魔物の気配を感じ取る事ができる。しかし、魔物の種類までは判別できないので、ゴブリンではなくピクシー達の可能性の方が大きい。

「・・・・いる。 一時の方向に居ますが、ゴブリンにしちゃデカイような気がするんですが…」
「一時の方向だな!よし!行ってみようぜ!!」

 ケントは先頭を切って歩き出した。そして霧の中から現れた魔物は、ゴブリンではなく、ピクシーでもなかった。姿を現した魔物の正体は、なんと、グリュフォンだったのだ。

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