＜　愛しのお相手様。：お惚気、自慢話等　＞

　
僕の大切な、唯一の主へ。

気付くのが遅くなってしまってすまないね。けれど今、返事だけでもさせてほしい。…読んだらどうか返事が欲しい、なんていうのは我が儘かな。

……僕はね、本当は君を手放したくなんてなかったんだよ。君の手を離すつもりなんてなかった。だから、りせっとの文字を見た瞬間、何て言葉を返していいのかわからなくなった。君が離れていってしまうなんて、考えたくもなかった。…それで、最後の返信は遅くなったんだ。投稿のぼたんを押すのをあれ程躊躇った日は、他に無かった。

暫く落ち込んだよ。寂しかったし、心細くてね。とても好いていたことを、その時はっきりと自覚した。大切なものを取り零した感じがして、足元が安定しなくて。…けれどそんな時でも日々を笑って過ごせている自分に、腹が立ったりもした。

…僕が言葉を残していたこと、君は気付いたかな。愛を叫ぶ場所、と言えば通じるだろうか。三三八九を見て来てほしい。そこに、僕の気持ちの全てが詰まっているから。
　

主……もう一度、願ってもいいかい？
僕は君の隣で、君と共に花鳥風月を楽しみたい。君と手を繋ぎたい。君の名をもう一度、呼びたい。

一つだけ、はっきりと言っておこう。
僕の主は君だけだ。君以外の主を、僕は終ぞ募ることが出来なかった。君の他に主なんて要らなかった。僕は君の初期刀だ。君だけの、初期刀だ。それは今までも、きっとこれからも。

どうか、この言葉が君に届きますように。