私はドグマ。 (野鳥の舞と呼ばれし踊りはまるで漆黒の龍のよう、月光をバックに奏でるソングはラブソング。靴底を地面へと叩き付け身軽い身体を捻り一言。そして少しずつ開かれる瞳に映し出されたブリーフ、阿吽。数秒に渡って彼は驚愕しその唇を噤んだ。言おうか言わまいか、言ってしまっても良いのか、脳内で繰り返される葛藤にいつの間にか眉間にシワが寄ってしまう。そして、ついに意を決し「私も…ブリーフ、おそろっち…キキィ!」)