鴉烏 2015-07-21 21:37:55 ID:84cfec727 |
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「クッ!」
「危ねぇ!!」
「キャアアアアアアアア!」
少女の近くの桜の大木が倒れる。周囲の人間はその場から飛び退いたが、少女は尻餅をついていて、大木をよけれそうにないため、とっさに少女の上に覆い被さるように四つん這いになる。
「くそっ!」
大木が倒れてくる。全力で横に転がればかわせるだろうが、それでは少女が危ない。少女を抱えて大木をよけるほどの時間もないので、そのまま四つん這いで大木を受けることにする。
「がはっ!」
倒れてきた大木を予想以上に重く、意識が薄くなって行く_
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