小説:龍神の巫女

小説:龍神の巫女

ハナミズキ  2015-06-19 22:03:00 
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ゆっくりと書いて行こうと思います

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  • No.12 by ハナミズキ  2015-06-21 10:30:01 

 だいたいの内容は分かったが、ここで桃華はある事に気が付いた。

『ねぇ龍ちゃん。わたし、何で言葉が分かるのかしら?』
―― 我が主と同化した事により 先ほど大気から得たこの地の情報を
   共有し 言語の組換えを行っただけだ ――

『・・・・龍ちゃんって便利な技を持ってるのね・・・』

『ねぇ龍ちゃん。あの人の話しだと、苦戦してるのよね?
 助けに行かない?きっと私たちの方が役に立つと思わない?』
―― 確かに我々の方が強いだろう
   しかし 危険な事には変わりはない ――

『でも、助けられる力があるなら助けてあげようよ!』

 桃華の押しに負けるような形で、龍神刀は渋々ドラゴン退治に承諾した。

「おじさん、ドラゴンは何処に出たの?」
「あの山だが、それがどうかしたのか」

 男性が指をさした場所は、ここから少し離れた山だった。

「じゃぁ、わたしがおじさんの子供を助けに行ってくるね」
「お前さんの様な子供が行ったって邪魔になるだけだ。やめとけ」

「そうだ。ドラゴン退治は遊びじゃないんだぞ!子供は大人しく家に居ろ!!」

 兵士たちに怒鳴られはしたものの、どうしても気になった桃華は龍神刀に声を掛けた。

「龍ちゃん!」

 そう桃華が叫ぶと、桃華の胸元が光り、眩いばかりの龍が姿を現した。現れた龍の背中に乗り、桃華はドラゴンが出現した山に向かって飛んで行ってしまったのだ。たった今目の前で起こった出来事に呆気にとられている男性と兵士達。今のはいったい何だったんだろうと、顔を見合わせて立ちすくんでいた。

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