匿名ゆき 2015-05-17 09:59:59 |
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なんか焦げ臭かったなと思っていたら消防車が横切っていったので、嗅覚はそこまで腐っていないのだと思ったが視覚は鈍っているのかなと思いました。
周囲から何かぽちゃん、ぽちゃん、と、気味の悪い水音が響いていたので、黒い電線の下を眺めてみました。そこには天の川のように真っ白な点が大量に描かれていました。仕方がないので僕は車道の中央を歩きました。ふと、私が大きく手を鳴らすと、大量の羽の音が辺りを賑わしました。電線の方へ思いっきり駆けていくと、今度はさっきよりも小さな羽のざわめきが生じました。私は落ちてきた羽の一枚をへし折って髪飾りにしていたら、こんなところで何をしている、と声をかけられたのですが、僕にもよく分からなかったので、僕は今整った制服を着た人間の前でとりあえず何をしていたか思い出そうとしてこれを書いています。
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