匿名ゆき 2015-05-17 09:59:59 |
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どうか君だけは、不出来な私を赦すことなく恨み続けてくれ。虚言で他人を傷付ける人間だと記憶し続けてくれて構わない。永遠を求めて止まなかった私の、心から吐き出される言葉の含む優しさが、無意識の内に君を侮辱していたんだ。君の自己嫌悪感を増幅させていたのは、きっと私だったのだ。
いま、強く「おかえり」を伝えたい人に、私は心を揺さぶられている。あれだけ練習し続けているのに、上手くおかえりが言えなくなりそうなぐらい、その人のことを考えてしまっている…。本人は否定するが、私にとっては離別の後に彼女の輪郭を思い浮かべてしまうほどに、凛々しさと可愛らしさを持ち合わせていると思う。細い首筋に髪が雪崩のように滑り落ちていて…上品な香りを醸し出す一方で、子供のような無邪気さも兼ね備えていてね…今まで会った誰よりも楽しい気分になれるし、今まで会った誰よりも切ない気分にもなる。でも、彼女はこんな私の姿を知ってしまったら…今までのように私に声をかけてくれるだろうか…?
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