葛重 陽 2015-03-08 23:59:22 |
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そりゃもう、待ち望んでたよ。
俺はもう疲れたよ…、
何が楽しくて生きてかなきゃなんないのさ…(溜め息混じりに呟けば抱きついている力を強めて。
こればっかは俺の我が儘だからな。気にすんな。
やっぱはる温かいわ。
はる、俺生きててもいいんだよな?(相手の名前を呼ぶ度に涙声になりながら問いかけ。
いや、俺結構早くから暇だったし。
当たり前だろ‐ 。てか、俺に許可とる事でもないし。俊ちゃんが生きてるから今もこうやって話せるんだから。(彼の腕の中で身を捩り乍彼の方を向いて)
あ、そ - だったの? つってもついさっきまで忙しかったから変わんないけど。
だよな。取り合えず言葉として聞きたかったのよ。すまんな、急に抱きついたりして(此方を向いた相手から少し離れて照れくさそうに頭をかいて。
忙しかったのか‐ 。
お疲れ様。
別に謝る事でもないよ。少し頼られて嬉しかったしね。(少し離れた彼の顔を覗き込んでは「あんまり無理し過ぎないでよ。俺でいいならいつでも話し聞くから。」と告げて)
ありがと。
そ - いや、はるは普段何して過ごしてんだ?
嬉しすぎて涙出そう。そう言ってくれる人がいると救われるよ。(相手の頭を撫でては目元を拭って。
テレビ見たり本読んだりとかはしないのか?
うるせっ、泣いてないから見んな。(腕を掴まれれば視線を反らして。涙を抑えるように唇を軽く噛んで。
今日は見てないかな‐ 。
本は目が疲れるからあんまり。
耐えてるじゃん。(あからさまに堪えてる様な彼にくく、と笑い噛んでいる唇にそっと指を這わせて)
そういうもんなのか?
確かに同じ体勢だから疲れるっちゃ疲れるな。
何笑ってんだよ。(笑う相手につられるように笑えば大きく一つ深呼吸をして、止めい、と苦笑いすれば相手の手をつかんで)
俊ちゃんと違って若いからね。
ううん、笑ってないよ。(彼が笑ってくれた事に嬉しさを感じているも手を阻止されればごめんごめんとひらひら手を離し)
え‐ 、大差あるでしょ‐ 。それに、
おじさんは本読むの好きでしょ。
笑ってくれてよかった。(頬を抓られるも彼が普通に笑ってくれた事が余程嬉しいのか目を細めて)
いやいや。お前さん今いくつだよ。
まあ、確かにな。活字読むのは大事だぞ?
ああ、ありがとな。(励ましてくれた相手に素直に感謝の言葉を言えば、「可愛い顔して笑うんだな」と頬をつねったまんま思ったことを口にして。
いくつでしょ‐ ?
その台詞おじさんくらい。
それって褒めてるの?(可愛い顔してという彼の言葉に眉間に皺が寄れば摘まれたままの頬から彼の手を掴んで離し、そのままぽす、と彼に顔埋めて)
俺より若いってな事だけは分かるぞ一応。
煩いわ。俺はまだお兄さんでもいける歳だぞ。
褒めてるって。おっと…よしよし。(良い意味で言ったんだと弁解すれば自分に顔を埋めてきた相手に驚きながらも不馴れな手つきで頭を撫でて。
なんか歳上って感じはしないなあ…。
確かにギリギ……うるせえ、まだ全然余裕だわ。
マジか…。目を瞑ってるだけでも違うぞ?(眠れないのならば仕方がないと心配するように背中に手を伸ばせば背中を撫でて落ち着かせるようにして。
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