鉄平、1分待つから早く来なさい！(NL)

まっかせなさい！(どーんと胸を張り自信満々に頷いた後名前呼ばれては小首傾げ見上げて)…ん？どうしたの？

頼もしいな。…ちょっと近く、行っていいか？(既に近くにいるにも関わらず僅かなまを埋めたいのか首傾げたずねて)

…へっ？え、あ、うんっ！(言葉聞いた瞬間に目丸くし明らかに動揺しつつ何度も頷き了承し)どどど、どうぞ？

ん、ありがとうな(へらりとわらうと腕を引き、軽く抱きしめ)

ん…(引き寄せられては思わず再び顔赤らめ鼓動高鳴り問い掛ける事により気を紛れさせ)な、何？突然寂しくなったの？

寂しく……(少し考えつつ腕の力を少し込めしっかりと抱きしめて)…そんな感じだな？(自分でもいまいちわかっておらずへらりと笑いながら曖昧な返答をし)

…っ！そう…(更に抱き締められ少々驚きつつ大人しくし然り気無く此方からも緩く腕回して)

ん…ありがとうな(安心したのか髪を撫で、しっかりと抱いた体は離さずに)

…いーえ(抱き締められながら頭撫でられては何処か気恥ずかしくどうすれば良いか分からず侭胸元に顔埋め)ねぇ鉄平？こうしてたらカップルにでも見えるかしら？

…(早まる鼓動に気づかれまいかと心の端で思いつつ、少し考えると恥ずかしくなったのか目をぎゅっと瞑り、また開き百面相して)…見えちゃうかもな(笑い混じりに言ってみせ)

…そうよね。なら…(顔上げてジッと見つめた後笑み浮かべて言い放ち)いずれそうなるといいわねっ。…なんて！

…！(目を見開いてわずかに火照りかける頬をばちんと叩き隠して)
…そういうのは、ほら………(考えると周りキョロキョロし、耳元へ何か小声で伝えようとしたのか耳打ちさせろと促して)

…えっ？何？(かなりの動揺見えてやはり不味かったかと察知しつつ促される侭に相手の方へ耳向けて)

期待しちゃうだろ(ゴニョゴニョッ、とあまり耳打ちの意味がないボリュームで目をつぶりながら恥ずかしげに言い、ぱっと顔を離して)

……(恐らく小声で言いたいのだろうと考えつつ丸聞こえであり此方も恥ずかしくなりながら照れ隠しからペシッと相手の胸板叩くと顔逸らし)わ、私がそういう事言ったんだから、期待くらいしなさいよっ！

…へ？(笑ったまま固まり)リコも俺のこと好きってことか？(ゆっくり首かしげてすっとぼけ)

っ！？(予想外に直接的な言葉紡がれ目見開き一気に顔真っ赤にし)う……っ、うん、って言ったら…鉄平は、嬉しい？(チラチラ相手見ながら問い掛け)

(確信が得られるだろう反応にも気づけず、ただ何となく好意的な彼女の反応にほわっと嬉しくなり)…嬉しいぜ、俺は(にっと笑って)

………ん。なら…好き(へらりと笑う相手見上げて若干呆れ眉尻下げつつも此方も笑み浮かべ伝えて)

！！(ぱあっと顔を明るくしてぎゅっと抱き)
本当だな？(勘違いしてないかと確認するように耳元でたずね)

っわわ！(先ほど以上に強く抱き締められ思わずびくっとしつつ問い掛けられれば何度も頷き)ほ、本当よっ。こんなことで嘘つく訳無いじゃないっ。

…嬉しい(落ち着いたトーンで囁けば大切なものにするような包容で包み)

…ん(普段聞き慣れぬ声色故に鼓動高鳴りながら抱き締め直すとふと思い出した様に呟き)じゃ、改めて恋人、ね？

…！！！！そ、そうなるよな！！おう！(自分には似合わない言葉に思わずテンパるもこくこくと頷いて笑い)

なんで今更慌てるのよ…(どう見ても慌てる様子に溜め息混じりに言葉紡ぎ)しっかりしなさい！(そのまま背中叩き)

…っおう！(任せろと胸を張り)
………恋人かぁ(へらり)

ダメじゃない…(しっかりした直後に笑う相手に小さく頭抱え)
じゃあパパにはバレないようにデートとかしないといけないわね？

へへ…いやこれはニヤけるって(ゆるみきった顔で)
オヤジさんにはまだバレたくな…バレたら怖いな(想像をして視線泳がせ)デート、しようぜ(にっ)

アンタの場合は緩みすぎなのっ(ぺしっ)
まぁ、まず鉄拳が飛ぶでしょうねぇ(想像して腕組みうんうんと頷き)デート、何処行く？

好きな子と両想いなんて、思ってもみなかったからな。俺はてっきり、日向が好きなのかと…(頬をかき)
うおお…ん？…そうだな、水族館とかどうだ？

日向君？まぁ、好きだけど。鉄平への好きとは別(ぽそ)
水族館？…意外だけど、いいわよ。早速行っちゃいましょうか？(ちらりと見上げ)

…！…へへ(再び顔がゆるみ)
そういうのがさ、たまには心休まるっていうのかな…女の子ってそういうもんじゃねーの？(てんでわかってない系男子)おう、いこうぜ(にっ)

だらしない顔しないの、もうっ(かぁあっ)
………(呆れて思わず口ポカンと開けた後気を取り直して)なんか、流石と言えば流石だけど…ま、女の子の事は私がきっちり教えてあげるから。行くわよ！(ぐっ)

そういうリコは顔が赤いな？(首を傾げてへらり)
お、おうっ！頼むぜカントク…？(ぐっと気合入れるもなにか違う感じがしつつ疑問符つけて言い)

私の事はいいの！バカ！(再び背中べしっと叩き)
こういうときに監督呼びすると余計鉄平の天然が浮き彫りに…(頭抱えた後に目的地向かう為片手差し出し)ん。

あてっ！…はは…(へら)
ん？(頭抱える仕草に首を傾げ)…こうか？(差し出された小さな手を握り)

…ん、よし。行くわよ！ちゃんと付いてきなさい？(きちんと握り返せば改めて手の大きさ知り仄かに頬赤らめつつ其のまま歩き始め)

おう！(ぎゅっとてを握りにかっと笑えばついて来いという言葉には従わず彼女僅かにリードするように一歩前を歩いて手を引き)

…？あ、あれ？(気が付けば相手の方が少々前に出ており戸惑い小首傾げるも改めて逞しい恋人だと実感し嬉しくなりつつ問い掛け)ねぇ、部員の誰かに見付かったらどうする？

(今のはうまく出来たんじゃないかと嬉しくなりつつ強く握った手の力緩めず、確かめるように体温を感じて頬緩め)…ん？…そうだな、言っちまうかもしれないな！(苦笑をして)

まぁ何とも鉄平らしいというか、隠し事は出来ないというか…(恐らくあまり考えもせずに返答返ってきてはつられて苦笑浮かべつつ手も握っている為に次第に諦め開き直り)いっそ見せ付けてやろうかしらね？

不器用、だからな。…わかってると思うけど(言葉付け足しては弱ったように笑い、彼女の言葉にぱっと目を丸くして)それ、いいなあ(へらりと笑い)

うん。十二分にね。…ってヘラヘラしすぎ！(途端に笑う相手に無駄に鼓動高鳴ってしまいながらあっという間に見え始めて)ほら、もう見えてきたわよ？

っはは！すまんすまん(ほお緩みっぱなしのまま頬をかいて)…お！あっという間だなぁ…！(視線の先へ見える建物に目を輝かせ、なんだかんだと楽しみにしていたようで)

何言っても意味無いかもね…(思わず小声で呟いた後相手の反応に笑み浮かべて小言の如く空いている片手で二の腕つんつんと突き)実は鉄平が行きたかっただけじゃないのー？

うっ……ちょ、ちょっとな？ちょっとだけ、ほんとちょっと(さすがにこの歳になって恥ずかしいらしく頬軽く染め)

…ま、別にいいんじゃない？大きくなったからって水族館に行く事を楽しみにしちゃダメだなんて無いんだから(くすくす笑いながら取り敢えずは理解しておきチケット売場まで歩き)お、学生割引ある！

(ほっとしたような顔になり、そのあと学割の部分へ目をやればはっとして)ホントだな！俺、買ってくるから待っててくれ！(いいところを見せたいつもりらしいがどうにも空回りしており)

…あっ、ちょっと！学生証見せなきゃいけないんだから待って！(先に行ってしまい待とうかとも考えるが翌々考え恐らく見せねば学割効かぬだろうと判断し慌てて追いかけ)

あ！！わ、わりい(苦笑しながらあちゃぁと思っており、頬をかきながら隣にいる彼女へ笑いかけて)

…あのさ、無理にそういう事しなくていいから。いつも通りの鉄平でいてくれない？(学生証見せチケット買いながら呟く様に言い頬赤らめ)…そのままの鉄平が好きなんだからさ。