主 2015-02-26 03:29:21 |
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(静寂__、そんな言葉が脳裏を埋め尽くす程に辺りは静まり返っている。時折聞こえる音は波の音だろうか。もう日の落ち切ったこの地に連行された際に軍人のような物々しい装いの男から手渡された分厚い資料……それを片手に呆然と立ち竦んでしまえば、どうしようか等といった思考も鈍ってしまっていて。しかし考えた所でどうなる物でもない。資料に視線を落とせばその場でパラパラと捲り、ふと手を止め「……白線、モラトリアム……。」そう呟いた言葉の通りに記されたそれに続いた記述を読むことで、漸くここが無人島であり……この街で他にくる5人と過ごさなければならないのだと理解し。「……食料は支給制……島内での犯罪は処罰(死刑)対象……普段通りに生活していれば問題ないんだな……。」と必要項目を小さな声で読み上げては、見た感じは今まで見てきた風景とさして変わらない無人島の人工的な街並みにとりあえず頑張ろうと意気込んで)
(/ロルテです← 初回なので連れて来られた時の状況説明を含めて長めに書きました‼すみません……orz)
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