拳聖/エクスカリバー 2015-02-09 00:43:52 |
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>ローレイス…………。
(やたらキリッとした姿の上司が一秒足らずで崩れていく様に人は見かけによらないという格言を再認識しながら後ろ手にドアを閉め、ある意味予想通りの進捗状況に「三徹って……やるべき事を後回しにするのは相変わらずみたいだね?」とやや呆れたように言っては急な仕事が入ったら締切を落とすのではないかとふと思い。しかし指摘する義理も無いので出版局員に念話で『期日通り受け取りに来てってさ』と伝えては相手の元に歩み寄り「預かってきた。差し入れだってさ」と持っていた紙袋を差し出して)
>ホワイト
(図書室の何倍もある地下書庫でぱらぱらと内容を確認しつつ必要な図書を調達し、丁度一時間経った頃に持ち上げると軽く頭を越すような量の本を積んで書庫を後にする。相手の部屋の前まで来たところで両手が塞がっていてノックができない事に気付き、ふとドアが木製なのを見て取ればちらりと自身の首飾りに視線を向けて「ごめん、軽く音出して。二回」と呟くように言えばコンコンとドアが独りでに音を立て)
>ヴィル
目標、ねぇ……。
(自分なんかを目標にするなんて酔狂な人間も居るものだと思いながらもやはり面倒くさいのか怠そうにそう呟いて、自分の言葉で後世に伝えるべきだと言う相手の意見にどこか昏い笑みを浮かべながら「……ボク自身に言える事があるとしたら、それは"死霊師にはなるな"って事だけだよ」ときっぱり言い放ち。それでも真実を遺すべきという言葉にはふと思いついたように「……それが例えば、人々の魔術に対する価値観を180度変えてしまうかもしれないとしても?」と問いかけ、会話の合間に大体を読み終えたのか相手の言葉に小さく頷いては別の人物の伝記に手を伸ばし)
>エクスカリヴァ
…………フィーレ、ちょっと交代。このアホの相手してあげて。
(呼び出す人物は決まったので伝記を探そうとその棚を離れようとしたところで再び背後から伸びて来た腕に捕まり、頭上で本を漁り出した様子に無言かつノーモーションでその場でジャンプしては相手の顎に攻撃を食らわせて。直後に腰の杖に触れてそう呼びかければ幽体離脱で身体から抜け出し、半透明の自分が目的の棚に向かってポルターガイストで本を物色している傍らで実体の身体の方が頭をさすりつつ「シャオ、痛いです」と涙目でぼやいていて)
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