スレ主 2015-01-02 01:19:29 |
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>クレインさん、タマキさん
(神殿内は薄暗く、石造りというのもあってややひんやりとしている。所々苔むしており、かなり古い建造物であることが推測出来るだろう。真っ直ぐ進んだ先には地下へと続く階段が、その階段までの廊下の途中には左右に分かれて別の部屋があり、左の部屋からは小さく声が聞こえてきて)
アルジェ
「……!結界に異常は無かった筈なのに……分かった、教えてくれて有難う。気になることもあるし殺.さず捕らえて聞き出した方がいいかもしれないわね」
(普通なら神殿の存在そのものを隠していて分からない筈なのに侵入者がいた、ということはルゼルマ、或いはその仲間の可能性があると警戒するアルジェは、侵入経路や目的を聞き出すためにも捕らえることを提案し、タマキに上げた物とよく似た予備のナイフを準備し)
……っ、はぁっ…
(まさかこれだけ体力を持っていかれるとは…早めに離れた方がいいな……)
(結界はクレインが通ると、また元の壁へと戻っていく。その途端、力が抜けたのかその場に崩れ落ち、肩で息をするが、もしもこの状態でアルジェと遭遇してしまうとまずいと判断し、よろけながらも立ち上がると、覚束無い足取りで路地裏を通り身を潜めつつ待ち合わせ場所まで向かい)
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