>シエラさん 鉄次郎 「よいしょっと。ふぅ…」 気絶した巡回兵を引きずって狭いところに押し込むとミドリも鉄次郎さんに続いて背後を警戒しながら階段を降りる。深い地下に降りると会社らしい丁寧さは薄れてゆき不気味な雰囲気が濃くなり始める。 「もうすぐ例の部屋ね…なーんか嫌な予感がするわ…。」