西木野真姫(主) 2014-12-20 03:49:46 |
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そういうこった。誰に手を貸そうが気の向くままにってな
(感謝されたくて行動を共にした訳でも国のいざこざに首を突っ込みたかった訳でもなく強いて言えば困っている女性を放っておけない男の性とかいうもので最後の最後まで飄々としたルパンらしく歯を全開にニシシと笑い、セリカの言葉が口だけでないのは一緒に居た自分が良く知っているのだと頷き口笛一つで何処からともなく現れた馬に跨がって「あぁ、勿論。ご馳走を用意してくれるって約束も忘れさせないぜ。それと、これは王女様が持っておくべきだ」未来を託し命を助けてくれた剣を足元の地面へ突き刺しこれで本当に全て終わったと後ろ手に手を振り静かに姿を消し。__それから幾分かたった頃、相変わらず泥棒の日々は続き久し振りに大量のお宝ゲットだと新しいアジトで一味が勢揃いのドンチャン騒ぎ中、ウィスキー片手に良い気分で次は何を頂戴しようか不二子が持ってきた新聞に目を通せば見慣れた国名と王女の姿が取り上げられており「お前さんなら出来ると分かってたぜ、セリカ」成る程この記事を見せる為に持ってきたらしいが遠く離れた地で立派に職務を全うしたのだと誇らしくなり、そっと閉じた新聞はジャケットに突っ込み王女の偉業を讃える宴会も兼ねるとばかりに夜がふけ明け方が来るまで飲み騒いだとか)
(/長さというより内容が本当にボリューミーで見せ場も沢山作って頂いて、終わったんだと感動が込み上げて来てます…!こうして長いお話をきちんとゴールまで紡いだのはこれが初めてだったりもして、セリカちゃんを通して改めて主さまに惚れ直したという裏話も添えておきます!きゃっ←)
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