西木野真姫(主) 2014-12-20 03:49:46 |
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…わかっています、それに私は恐ろしくなどありません。これでようやく全てに終止符を打てるのですから
(勇気を奮い立たせるかのような相手の言葉を瞳を閉じて聞き入り、そして一つ息を吐いてから短剣を構えると勝利を確信しているからこそ恐れなどないと力強く言い切って。そんな二人のやり取りを見ていたジュダは『愚か者め…人は心が弱く醜い生き物、故に神の絶対の力による統治がなくばこの地から争いは無くならん、ドゼーのような小悪党が跋扈する世は変わらん。だからこそドーマ様の下にこの地と人々は一つとならなければならぬ、それこそが我らが真に目指すべき道なのだ、それが何故わからん』神の力による支配の必要性を説きつつ、それを解さずに尚も抗うことが嘆かわしいとでも言わんばかりに見えない壁によって阻まれるルパンを尻目に再び目玉と触手のモンスターを呼び出して。そんな主張を真っ向から否定するようにジュダの呼び出したモンスターをエンジェルによって複数体薙ぎ払うと「わかっていないのはあなたです。ドーマは長い何月を経て狂い果ててしまっている…あれはもはや人々を律し導く神ではなく人々に仇をなす邪神です。……今になって思えばミラ様にもその兆候はありました…何もしなくても与えられる恵みに堕落していく人々、それでも求められるままにミラ様は恩恵を与え続けた…ソフィアの王宮の腐敗から全ては始まっていたのです」理性が壊れた神による大陸の統治はもはや望めない、ドーマの荒れ果てた姿を見た瞬間にそう確信を抱き、同時にミラが自分たちにファルシオンの剣を託したのも同じ神であるドーマの凶行を止めて終わらせてほしいというメッセージだったのだと理解し物悲しい気持ちになり「私たちは神に縋り過ぎました、今こそ私たちは自分の足で立ち上がらなければいけないんです。その為に託された旗印は今、私たちの手にあります!」しかしいつまでも悲しんではいられず託された想いを無駄にしないとルパンの手元のファルシオンをチラリと一瞥してからジュダへ一直線に接近し、モンスターの触手に絡めとられ身体の自由を奪われながらながらも短剣による一撃と更に続け様の炎の魔導による一撃でジュダのドーマの加護をどうにか打ち破るも、進撃はそこまでで完全にモンスターの触手により雁字搦めにされてしまったためジュダへのトドメの一撃は相手に託し)
(/たまに自分で読んでて頭抱えて転げ回りたくなる部分とかあったりするので見ないこと推奨です←
誰が出てくるのか楽しみにしていますね!
相変わらずの褒め上手…ぐぬぬ←)
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