西木野真姫(主) 2014-12-20 03:49:46 |
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ドラゴンゾンビにガーゴイル…あの数で統制のとれた動き…間違いなく祈祷師が近くにいます
(不思議と落ち着く彼の声、気さくで大らかな人柄に触れればつい、自分たちが敵地の最前線にいるということを忘れてしまいそうになるが、空を飛んできたそれが自分たちを迎え撃つための尖兵だとわかれば声にも緊張の色が滲んで。ドラゴンゾンビと呼んだそれは人よりも一回り大きな身体を持ち、背中には一対の翼、そして強靭な四肢を持つ正に伝説上のドラゴンといった風貌でありながら、ゾンビの名前が示す通り身体のところどころは腐敗し骨が見えていたりといった不気味な姿で。そしてそんなドラゴンゾンビの後方では背中に翼の生えた大鎌を持った成人男性ぐらいの大きさの人型の魔物ガーゴイルが5体編隊を組んでいて。理性を持たないはずの魔物たちが特定の外敵の排除に共同して動く、この状況は少し前のソフィアへと至る船の中での状況と同じだと彼の洞察力ならば詳しく説明せずとも理解してくれるだろうと簡潔にそれだけを述べ身構えて。とはいえ、足元は毒の沼地、一方の敵方は翼を持ちそんな地形に左右されない攻めを展開しており対応は後手に回ってしまっている感は否めず。そして何より魔物の中でもかなりの難敵であるドラゴンゾンビの存在が厄介で「…ガーゴイルもあの数が集まると少々厄介ですが、何よりドラゴンゾンビがかなりの強敵です。私の『エンジェル』でどうにか倒せるかどうか……そうです!ルパン、そのファルシオンの剣を使えないでしょうか?ドラゴンゾンビもゾンビとはいえ元は竜ですから竜に対して効果を発揮するその剣ならもしかしたら…」ガーゴイル自体は以前に戦ったゾンビとそれほど変わらない下級の魔物だがドラゴンゾンビは別格だと言い、魔物を浄化する魔導『エンジェル』を用いても一筋縄ではいかない相手だと警戒を促すが、ふとドゼーの竜の盾を一刀の元に斬り伏せた今は彼が所有者であるファルシオンの剣のことを思い出し、使ってみるのはどうかと提案をし)
(/リードなんてそんな、相変わらずこっちが好き勝手にやっているのに付き合っていただいて嬉しい限りですよ。とりあえず今回のドラゴンゾンビを操る祈祷師は今回の物語の鍵を握る黒幕的な人物でして、ここら辺でルパンとエンカウントさせようと思ってますのでよろしくお願いします)
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