西木野真姫(主) 2014-12-20 03:49:46 |
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ふふ、そう言ってくれると思っていました。ですが流石のルパンもこれまでの戦いで疲弊しているのではないですか?見守ってくださいなどと言いながらすっかり戦力としてアテにしてしまっていますから。もしよろしければ癒しの魔導をかけますから少しジッとしていてください
(ルパン三世とは大泥棒という肩書きに反してとにかく義理堅い男というのがここまでの付き合いでわかったことであり彼の返事も概ね予想通りのもので、ここに至るまでの苦労や苦しみをこの瞬間だけ忘れたように年相応の少女のような笑みを浮かべながら一つ頷き。ここまで共に戦ってきた相手も確かに百戦錬磨であろうことは間違いないが、それでも殆ど休むことなく自ら囮を買って出たりと奮戦してきた身体には傷もあり疲労も溜まっているはずで、国の情勢が刻一刻と変わること、そして敵の本隊を引きつけて戦ってくれている彼の仲間たちとマイセンのことを思えば自分たちだけゆっくり休息というのは難しいが少しでも彼の疲れを癒すことができればと彼の前へと一歩進み出て。あの作戦の後どこで何をしていたのかわからなかった不二子が何事もなかったように現れてそのままこちらがお礼を言ったりする間も無く立ち去ってしまうと「あっ…行ってしまいましたね。本当はもっとちゃんとお礼を言いたかったのですが…そういえばあのお宝ってもしかしてドゼーが隠し持っていたものなのでしょうか…いえ、不二子が私たちを助けてくれたのは事実、考えないことにしましょう」ロクにお礼も言えず、もっと話しをしたりしてみたかったなと少し残念そうにしたが、ふと彼女が抱えていた宝の出どころを考えてみれば、ドゼーが持っていた財宝であろうことは自明の理と言えて、それはつまりソフィアの国庫から持ち出されたものだということに他ならないのだが彼女のおかげで自分たちは危機から救われ、無事にドゼーを討ちとれたたのだからその報酬だと考えることにすればそれ以上は何も考えないことにしてかぶりを振って)
(/いえいえー、気にしないでくださいな
ありがとうございます、物語はいよいよリゲルとの全面対決、つまり佳境に差し掛かりますのでどうか最後までお付き合いくださいませ
ミラ様が生きていれば人型の時の姿は美しい女性なのでルパンが口説いたかもしれませんね笑)
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