西木野真姫(主) 2014-12-20 03:49:46 |
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大胆な発案もルパンたちの手腕を信頼していればこそです、それに勝算の全くない作戦であればルパンは賛同しないでしょう?…実現可能か否か、その辺りの見極めは百戦錬磨のルパンたちにしてもらった方がいい、そこまで判断しての発案です
(城内は不二子の暗躍によってすっかり混乱状態で、ドゼー直属の精鋭部隊と言えど既に軍団としての形は為しておらず、ドゼーの元へ向かう道中、混乱して散り散りになった兵士たちを次々に打ち倒しながら真っ直ぐにドゼーの元を目指して。数知れない修羅場を掻い潜ってきたであろう彼らは勝算が皆無の戦いには臨まないはずで、そんな信頼から自分は臆することなく献策することが出来たのだと隣の相手へと悪戯っぽく笑いかけて。その頃、不二子がルパンの策略にハマり二人を取り逃し砦から退却を図っている、そんな報告を部下から受けたドゼーはわなわなと身体を震わせ『愚か者が!それは間違いなく奴らの作戦だ!くだらん陽動にかかりおって……ルパン三世め…よもやこのような作戦を実行する胆力を持っているとは…』いいように翻弄されている兵士たちの中唯一ドゼーだけは作戦を見抜いたようだったが時すでに遅く、こんな大胆かつリスキーな作戦を考案しそれを実行するだけの度胸はあのルパンにはない、ルパンのことを肝の小さい小悪党程度の認識で過小評価していたことが全ての誤算だったと気づき悔しげにテーブルをドンと叩いて。そして、ついに二人はそんなドゼーのいる司令室へと辿り着いて「ドゼー!今度こそ追い詰めました…国を、民を裏切った罪を今こそ贖ってもらいます!」既にドゼーの近辺を守る兵士は数えるほどしかいない、今こそ決着の時だとセリカは剣を向けて勇ましく声をあげて『ぐぐ…おい、ルパン三世、お前は本当にこの先見性のない王女に手を貸し続けるつもりか?ワシをここで倒したところでどの道ソフィアの国はもう終わる、リゲルの軍勢に抗う術もなく民も土地も蹂躙されてな。…今ここでお前がワシに忠誠を誓うのならリゲルでの要職にとりたててもらえるよう掛け合ってやる、褒美もいくらでも弾んでやる、だから頼む!見逃してくれ……とでも言うと思ったか!』ルパンの持つファルシオンの剣、それがある限り勝ち目はない。それがわかっているドゼーはルパンを味方に引き入れようと必死で訴えかけていたかと思えば巨大な盾の後ろに隠し持った槍を巨体に似合わぬ素早さで構えるとルパン目掛けて勢いよく真っ直ぐにぶん投げて)
(/気にしないでくだせえ、待つのは慣れてますので←いやいや、それはこちらの台詞です….って無限ループに入りますねこれ←
まさにそうなんですよ!完璧に見えて実はギャップがあるとかだと個人的にめちゃくちゃ萌えます←)
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