西木野真姫(主) 2014-12-20 03:49:46 |
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ふふ、ルパンのその理屈でいくと私は王女だからこそ価値があるということ、けれど盗んでしまったら王女では無くなってしまうでしょう。それでも私に価値を見出してくれるのですか?
(王女としての特別さこそが関心を惹くのだと言い切る彼を少しだけ困らせてみようかなんてことを考えて、そんな屁理屈めいた言葉を投げかけると、彼はそんな自分の戯れにどんな言葉を返してくるだろうと少しだけ悪戯っ子のような心持ちになって緩やかに首を傾げて相手の反応を窺って。素早く統制のとれた動きで侵入者である自分たちを取り囲む手腕は流石は用心深く周到に準備をするドゼー直属の部隊といったところで、その上自分たちの動きまでも見越されていたということだったが守る敵方が有利なことは百も承知で敵を侮っていた訳でもなくショックはそれほどなく「貴方の企みはここまでです、ここで貴方を討ちます!」剣を構えて力強くそう言い放てば、ファルシオンを手にドゼーへと突撃を仕掛けるルパンに事前に何の示し合わせもなかったにも関わらずその動きに合わせるように邪魔になる付近の兵士を雷の魔導「サンダー」をお見舞いして道を開き。ルパンの手にしたそれを見たドゼーは目を見開き『なっ…それは、ファルシオンの剣だと…!?馬鹿な、何故それが貴様らの元にある…!くっ…兵士ども、全員でワシを守れ!ルパンをワシに近づけるなっ…いや、待てよ…王女だ、あの女を集中攻撃しろ!奴をを殺せばルパンが戦う理由もなくなる、半分はワシを守り半分は王女を狙え!』天敵たる武器を手に勢いよく迫るルパンに慌てて兵士を盾にするべく命令を下したが一瞬の思案の後、セリカを攻撃するように命令をしなおせば兵士たちはルパンの横を素通りして魔導の詠唱をしていたセリカを狙い始めて「………くっ!!」敵に一気に攻め上がるルパンを後方支援するという立ち位置でよもや自分が真っ先に狙われるとは思っておらず間一髪のところで詠唱を中断してギリギリ攻撃をかわそうとしたが避けきれずに脇腹を槍が掠め傷口からは血が流れ落ち痛みに表情を歪めて)
(/あれれおかしいな…どの症状を聞いても他人事とは思えない…同じ病気患ってるかもしれませぬ←
あっさり終わり過ぎてもなんなのでちょっとだけ苦戦演出してみました←)
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