西木野真姫(主) 2014-12-20 03:49:46 |
通報 |
何か言いましたか?
(トーンを落としての相手の言葉は目の前のゾンビの処理に気を取られていたせいかよく聞き取れず、もしも何か大事な指示であった場合聞き逃してはマズいと思い聞き返して。当然ながら相手の挑発に乗ってのこのこ出てくるほど敵も単純ではないようでゾンビを送り込む手を止める様子もなくこのままではジリ貧になってしまうと考え、自分一人で足止めを買って出て相手には攻めに徹してもらおうとしたものの結果的に相手に心配をかけることになってしまって「お手を煩わせてすみません…あまり使いたくはなかったですがこうなってしまっては仕方がないですね…」自分の姿を視界に収めながらゾンビを倒していく相手へと申し訳なさそうに恐縮して、しかしこのままではラチが開かないと考えれば深く息を吐き、意を決したように顔を上げれば先ほどよりもより深くザクッと手首を短剣で斬りつければボタボタと血が流れ、同時にその血が光へと変わりやがてその光はまるで輝く白い羽のようになって辺りを漂って、人ならざる者を浄化する高位の魔導「エンジェル」が一時的とはいえ辺りのゾンビを一掃して「今ですルパン…!ここは一旦は大丈夫ですから急いで…!私も後からすぐ追いつきます」強力な魔導を行使したためか呼吸が弾んでいて、ゾンビはまだ再出現してくるだろうが同時に生み出せる数には限りがあるはずでさっきまでのような絶望的な状況になるまでには多少の猶予があると考え、一旦は自分にここを任せるよう改めて言えば相手に甲板を目指すように伝えて相手が階段を駆け上がっていって後ろ姿が見えなくなると軽く壁へと寄りかかって一休みし。一方その頃、甲板では商人に扮していた祈祷師が慌てていて『ば、バカな、私のゾンビによる包囲網が破られるとは…忌々しい王女めが…エンジェルまでも扱えるとは想定外だ…それに加えてあの同行している男、何者だ…とぼけた男と甘く見ていたが只者ではないぞ、あんな男の情報は聞いていない…くそっ…』獲物を仕留めるべく周到に張り巡らせた罠が破られ、しかもこちらへと向かってくるセリカの同行者であるルパンの情報は全く掴めていなかったのか正体不明のもう一人の敵の存在に混乱を極めており、本来であればターゲットであるセリカの方へ裂くべき兵力を甲板の自分を守るために回してしまっていて)
(/消毒用のアルコールだと流石に飲めないですけど、世界観的にアルコール強めの洋酒を消毒代わりにするのはお約束ですからね←という訳でトドメ寸前のところまで一気に進めちゃってくださいな、敵は既に精神的に参っているのでルパンの実力なら簡単に追い詰められるでしょう。本来なら後は一人で勝てちゃうところをちょいと足を引っ張る形にはなってしまいますがお言葉に甘えて身体を張ってもらっちゃいますね←)
トピック検索 |