西木野真姫(主) 2014-12-20 03:49:46 |
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あ…そんな、からかわないでください。私はただの一神官です、立派な身分なんかでは…
(まるでこちらの素性を見透かしたかのような相手の言葉、邪気の全く感じられないそんな態度にもしかしたら彼が相手ならば自分の本当の正体を知られたとしても悪いようにはならないのではないかと、そんな楽観的な考えが頭をよぎってしまいそうになるが、人柄がどれだけ良かろうと彼は大泥棒の肩書きをもつ人物であり予断は禁物だと自分自身に言い聞かせれば困ったように目線泳がせながらも相手の発言についてはやんわりと否定をしておき。いかんせん、城でも教会でも異性にこういった形で接触をされる機会がなかったため耐性がない方かもしれないという自覚は少なからずあって、確かに相手の言う通り目くじら立てるほどのことではないのかもしれないと思い直し「そう、ですね…確かにそうかもしれません…私はこういったことには不慣れなので、どう反応をするのが正解かわからないのです」少し刺々しい態度をとってしまってバツが悪いのか車が動き出しても彼の方を見ることが出来ず相変わらず窓の外へと目をやり流れる景色を眺めながら自身のことを正直にそう話し、そこでようやく相手の方へ目を向ければふう、とため息をこぼして)
(/この場所での五年モノの煩悩ともなればそれはもう極上といって差し支えないでしょうね←)
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