匿名ゆき 2014-11-23 17:15:10 |
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さうんと゛てすと
『FF6より、妖星乱舞』
http://youtube.com/watch?v=8VDKVSXMas0
ゲーマーの中では非常に有名な曲ではないでしょうか。第四楽章が人気ですね。
神聖かつ儀式的な雰囲気を醸し出している曲で
ゲーム音楽の枠組みを超えていて、プログレとして見ても完成度は高いです。
第一楽章と、後述する第四楽章は個人的にプログレ度が高いと思います。
贅沢を言えば、第一楽章にドラムを入れたくなりますね。
ELPの「展覧会の絵」より、THE GNOMEのようなリズムを想像しています。
第二楽章、儀式パートですね。繰り返しが特徴的なティンパニーと声楽隊のおかげで、後半のオルガンのうねりが映えます。
第三楽章、神聖パート。
ゲームの話になりますが、眠りの使用する技の名前「やすらぎ」はいいセンスですね。
ここでは一転して神が降りてくるような高音域の曲調へ変わり
四拍三連符の部分では罪を洗い流されるような気さえしますね。
第四楽章、パクリ疑惑(?)として話題になってしまったパートです。
確かに、ELPのTarkusと所々似ていますね。
(車のcmとして使われた事もあるので、聞いたことのある方もいるかもしれません)
全体を聴けば違いますが、特出すべきポイントは、開幕と、中盤の一瞬落ち着く箇所…
それぞれERUPTIONとMANTICOREに似ているようにも感じ取れます。
ラスト、聴かせ所ですね。
このメロディに、あのドラム、聞く人が聞けば口を揃えてプログレだと言ってくれるかと思います。
懺悔と浄化の環の中を廻り続ける姿、憧れに辿り着けなかった者の偽のゴール…そんなものが目に浮かびます。
こんな部分からもあの最終ボスは、ニヒリスト的側面があるような気がしますね。
笑い声で曲は終わりを迎えますが、誰が誰を見て笑っているのでしょうね。
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