匿名 2014-11-17 19:33:16 |
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紅葉
……きったねぇ色してやがる…。
(魔法少女達に与えられた、いわゆる寮のような施設のフリースペース、円形に並べられたソファに一人腰掛ける彼女の表情は暗かった。片手には手鏡、手鏡に映した左目は、相変わらずヘドロのように濁り赤い光を宿していた。普段は眼帯で隠している左目。一部の人間には任務で負傷したとしか伝えていない汚された瞳。日に日に不気味さを増しているような気がする瞳は、彼女にも悪影響を与え、心に仲間を喰らえと語りかけてくる。そうすれば生きながらえられる気がしてくる…。しかし、あくまで気がするだけだ。それに仲間に手を出したら、それこそ自分は化け物だ。パタン、と手鏡を閉じ、「やめだやめ。」と眼帯を着けると、気分転換にと窓を開けて静かに風に吹かれ…。)
(肩慣らしに独ロル…キャラクターが完成した方は相談無しで入ってきていただいて構いませんので!
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