幼馴染みの_共依存_ bl

___へ､ あ- .. そか｡
( 聞いたのは己なのに返事が不安定でしかなかった。無視するすもり等無いしちゃんと言葉を返したいのにどうも色々な思考が邪魔を仕方ない。落ちていった眼鏡、そして静かに室内に響く其の音に思わず眉を寄せて。そうして落ちてしまった其の物体を見つめるのにも存外、ヘタレな己には心臓は破壊寸前なくらいに波打っていて。そんな事をしていたら扉に近寄っていく彼の姿にふと目線を上げた。帰るのなら挨拶くらいはしないとと思うのだが簡単な放心状態になったのだろうか。ふうと一息を小さく吐き出したその刹那、しゃがみ込んだ相手の様子に思わず目を見開いてその所作を見守った。そうして差し出されたその眼鏡、受け取ると相手の笑顔が見えた。「____さんきゅ、」そう続けたものも、簡単には頬に笑みを作れない。彼から奪い取るように眼鏡を取ると足早に扉へと向かって何か言いたそうに口をつぐむもそのまま扉を開いて外へ。)
( ですから素敵なのは主さんで(( / もうどすとらいくの好みですよ!! 主さん私の好み知ってたんですかと云いたくなる程←､ またまたー、お世辞有難う御座います! お世辞じゃないですよー、本心しか云わないので!← )