とある人形師は言った。
「私は最高の人形をつくるためなら、悪魔にだって魂を売る」
そして、その言葉どうり
彼は六体の人形を完璧につくりあげ、最後の七体目の人形をつくり終えたのと同時に、息絶えた…。
七体の人形たちは、不気味なほどに美しく今にも動き出すのではないかと思うほどだった。
そして、あるものは言った。
「彼は本当に悪魔に魂を売り、七体の人形たちに悪魔の魂を封じた」と。
噂が噂を呼び、やがて七体の人形はこう呼ばれるようになった。
†傲慢のスペルビア†
†怠惰のアケディア†
†色欲のルクスリア†
†嫉妬のインウィデア†
†憤怒のイラ†
†強欲のアワリティア†
†暴食のグラ†
人形に名前はつけてはいけないよ?
魂がやどってしまうからね…………。
罪を背負いし人形達の戦いが今、始まる。