猫柳 2014-10-31 22:41:03 |
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【4】
「取り合えずさ、お前も僕に敬意を払った方が良いよ?」
得意気に胸を張ってはバサバサと翼をはためかせるアレン。
あぁ馬鹿やめろよ、ただでさえこの部屋で二人は狭いんだから。
「…あ」
そのとき俺は、今朝の夢を思い出した。
こいつはさっき、大天使の第三補佐とか言ってたよな。ってことはこいつは天使。
じゃああの夢は、正夢になったのか…?
俺はすぐに首を横に振った。
いやいや、俺が見た夢の天使はもっとこう…聖人的なものだった。
なのにこいつは何と言うか…これじゃない感と言うべきか、何かが違う気がする。
来るなら美女の天使とか、紳士的な天使とか、そんなものだろう。やっぱりこれじゃない、こんな筈じゃなかった。
俺はがっくりと肩を落とした。
するとアレンは心配そうに近寄り
「…落ち込むことはないだろう?いくら僕がイケメンで性格も良くて羨ましいからって」
「そうじゃねぇよ」
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