天使と悪魔の日常は非日常でした。

そうですか。…私は……貴方の事、好きですよ、とても。
(相手が焦る様子を見ては相変わらずくすくすと笑って。どう思ってるのかと問われれば真剣な表情で考え、少し間を置いた後柔らかな表情で真っ直ぐ見つめながらloveともlikeともとれる発言をして。「これからも宜しくお願いしますね。じゃあそういう事にしておいてあげましょう」ふふっと瞳を細めて微笑みながらこれからも宜しくと言い。拗ねる相手をくすくすと可笑しそうに笑いながらそういう事にしておくと述べて)

………へ?……あ、おう!ありがとな!俺もシエルの事好きだぞ!
(ｸｽｸｽ笑う相手にずっと拗ねたままではいるが少し笑みを浮かべ。一瞬目を見開き間抜けな声を出すもそんな己にとって夢のようなことあるはずが無いと思えばlikeの方だろうと笑みを浮かべれば己も好きだと言い笑顔を浮かべては。『……よろしく…な。上からかよ……。」相手から宜しくと言われれば少し目を逸らし後頭部を掻きながら照れ臭そうに宜しくと言い返し。『うし!皿も洗い終わったし……何するか…ゲーム…それとも…散歩か…」んーっと伸びをすれば何かするかと思い外を見れば今日は星が綺麗そうだなと窓を少し開け見上げ。)

ふふ、ありがとうございます、嬉しいです。
(相手の好きはlikeの方だと分かるため少し寂しく思うも、likeだとしても嬉しいのも事実で嬉しそうに笑みを浮かべて礼を述べ。「…なんか照れますね。これが私ですから」改めてよろしくすれば何か照れ臭くなり、視線を逸らしてぽりぽりと頬を掻き。上からかよと不満そうにする相手ににっこりと笑みを浮かべて。「お疲れ様です。…星、見えますか？」皿を洗い終えた相手に微笑みながら労いの声を掛けては窓を開けて空を見上げる相手に星が見えるか尋ねて)

……違う意味での好きだけど…。
(嬉しそうに笑みを浮かべる相手に笑顔が似合う奴だなと思いながら少し視線を逸らしﾎﾟﾂﾘと呟き少し間が相手からﾊｯとすれば慌てて口元を抑えて。『だな……。そうだけどよ…」ｸｽﾘと何か楽しげに笑えば口角を上げて。何か不満そうにするもまぁたまに優しい所も見せてくれるから良いかと自己解釈しﾍﾍｯと笑い。『おう、すんげぇ綺麗に見える……」綺麗な星空に目を少し見開きながら相手の問い掛けに答え。)

……えっ？今何て…
(不意に漏らされた相手の呟きを曖昧にしか聞き取る事ができずに口元を押さえる相手を真顔でじっと見つめて。「…さ、話題を変えましょう。おや、もっと不満そうにするかと思いましたが」この状況に照れては何かいたたまれなくなり話題を変えようとして。笑みを見せる相手にくすりと笑いながらもっと不満そうにすると思ったと告げて。「…本当ですね。どうです？一緒に散歩でも」隣に立ち窓から夜空を見上げれば満天の星空に感嘆の声を漏らし、こんな星空の下での散歩も悪くなさそうだと思えば相手を散歩に誘って)

な、なんも!なんも言ってない!
(ｼﾞｯと己を見詰めるのに対し首を横に振れば相手が聞こえなかった事に少しﾎｯとしているもまだ焦りぎみで。『……そう、だな…。いや、上から言いながらも優しい所はあるし許してやろうかな…って……」己がしようとしていたことを相手から切り出されれば少し目を見開きながら小さく頷き何を話そうと考えて。相手の言葉に首を少しかしげれば己の思っていたことを口にだし口角を上げながら笑みを浮かべ最後辺りからは上から目線で。『行く…!風邪引くから暖かくしねぇとな!」相手の言葉に嬉しそうに笑みを浮かべれば相手の格好と己の服装を見合わせマフラー等を出そうとｸﾛｰｾﾞｯﾄを開けどこにあったっけなぁと呟きながら探し始めて)

な、何ですか。気になるじゃないですか。
(何も言っていないと言いつつ焦る相手に何か言った筈だとじと目で疑って掛かり。「……改めて話すとなると何を話せば良いのか迷いますね。…そうですか…では許されてやりましょうかね」話題を変えようとは言ったものの話のネタに困り苦笑いを浮かべて。優しいとのワードに僅かに驚いたような表情をするもすぐに元の表情に戻ればくすりと笑いながら此方も上から目線で発言し。「ふふ。そうですね…マフラーやコートなら此方ですよ」断られなくて良かったと笑みを漏らすと防寒具を探す相手に此方にあるとマフラー等を取り出して)

いや気にすんなって!
(絶対疑ってると思いながらも否定すればもうこの際言ってしまおうかとも思う己に少し赤くなり。『……んー……面白い事…小さい時に悪戯してたぐらいだな……この間もしたけど。」少し考える素振りをすれば悪戯が好きだったなぁなんて思いこの間もしたっけと思い出せば苦笑いを浮かべ。上から目線の相手にｸｽﾘと笑い頷いて。『あ、そっちか…」相手が取り出した物を見れば相手のもとに行き)