(扉が締まるのを見届け、早速空いている花瓶に薔薇を生けると目を細め。上品な香りに気分も上がり、自室の窓辺に其れを飾ると近所の公園に出向き。一瞬だけ見えた配達員の口元が何処かで見た気が…、一人考え込んでも思い出せず、仕方無く公園のベンチに腰掛けてはぼーっと水場を見つめ)