ハナミズキ 2014-10-01 16:30:45 |
|
通報 |
コールが鳴り、国道にてトンネル内で乗用車同士の事故により、後続車が巻き込まれ、火災が発生したと連絡が入り、ドクターヘリの要請が来た。
さっそくヘリの準備をし、ヘリに乗る医師を決める。
倉田啓介(28歳)医師3年目。
神道 明(33歳)医師6年目。
佐藤大樹(35歳)医師9年目。
宍戸 鈴(24歳)医師9年目(1年目)。
この4人だ。
この中では最年長である神道が、張り切って出陣をした。
各自2機のヘリに分かれて乗り、鈴とバディーを組むのは佐藤だった。
佐藤は先輩風を吹かしながら、鈴に色々とアドバイスをする。
現場に到着をしたら自分の指示に従う事。
安全確認が出来てから突入をする事などだ。
現場に到着をすると、先に来ていた消防隊員の指示に従い、安全確認が出来るまでトンネルの外で待つ事になった。
その間にも隊員が運んでくる負傷者がいるので、設置してあるテントにて応急処置を施し、重症患者からヘリや救急車に運び込む。
あまりにも負傷者が多いので、鈴はすかさずトリアージ(患者を選別して、重症患者を優先的に見る事)を行った。
「宍戸先生、何をしてるんだ。こっちに来て患者を処置しろ!」
「お言葉ですが佐藤先生。この場合はトリアージが妥当かと思います」
佐藤はそこでハッと気が付く。
こういう災害時には、トリアージをして、助かる見込みのある者から優先的に助け、重症患者を先に搬送するのだと言う事を。
鈴は重症患者をトリアージしながら、その治療にあたっていた。
| トピック検索 |