(目の前の不良青年が目を開けたことに気づいたが、特に気に留めるようすはなく処置を進めながら口を開き)なんで怪我してるあんたのことが怖いんだよ。これが終わったらすぐばいばいだし。(そう、この処置が終わればそれでもう、これから会うことはないだろう。テキパキと進めて、一通りを終えると)はい、終わり。ばいばい。喧嘩ばっかりしてちゃ周りの人に迷惑だよ。(そう冷めた口調で言い捨てて、その場を去ろうとして)