胡蝶 2014-09-12 22:42:07 |
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(嘘みたい…だってあたし、ついさっきまで“普通”の女子高生だったのに。)栞の中の“普通”が、音を立てて崩れていくようだった。上の空で受けた午前の授業が終了しては、挨拶もそこそこに教室から飛び出し、イツキの元へ向かい。
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「あーあ、つまんないなぁ。」まだ変声期を迎えていないのであろう澄んだ声で、片頬を膨らませながら不満げに少年は呟く。「…!」…が、次の瞬間目を丸くしては悪戯を思いついた子供のように笑い。その突然の思いつきにより彼の機嫌は直ったのか、また鼻歌を歌い出し。
((>13様
文章量に規定はありませんので!ご参加有難うございます。
>15様
いえ、有り難いです(笑)私もまだまだですので、お互い頑張りましょう!
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