俺の住む町には妙な噂があった。
それは――吸血鬼――が真っ暗な夜道に現れては人の血を吸うということだ。
ただ、それだけではない。その吸血鬼に出会ったというものは一週間後に皆行方不明になっている。人々はそれを恐れ、夜は外出を控えるようになった。それは俺も例外ではない。極力夜に外出しなくていいように必要なものは昼間に揃え、帰ったらすぐに鍵をするようにしていた
だが、ある日。バイトが遅くなり早足で暗くなっている道を歩いている途中後ろから聞こえるもう一つの足音。
まさか、そんなはずはない。そう自分に言い聞かせて思いきって振り返ると、誰もいない。
気のせいか、と安心して家の前まで走るように駆け寄りポケットから鍵を取り出すと不意に自分の影と重なるもう一つの影が視界の端に入り。
『――――ッ!?…誰だ…!』
腕をブンッと振って振り返るとそこには小さめの可愛らしい顔をした男の子。
ただの子供かと安心したのも束の間、いきなり胸倉を掴んだ男の子は自分の方へ有り得ない力で引き寄せて指先で首筋をなぞりながら口を開いた―――
「君の血、美味しそうだね。」
―――――――――――――――
見た目は可愛いのに中身は横暴な吸血鬼と
吸血鬼に気に入られた不運な少年
こんな二人の生活は―――――――
(ルール)
! 長く続けれる方
! ロル80以上
! 寝落ち、亀レス、置きレス、有
! 裏行為禁止
! 『』の不運な少年募集
! 参加希望の方はpf、ロルテ提出
! 選定式(人が集まらなければ先着順)
>1、主pf