笹原 2014-09-07 18:04:34 |
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「やぁ、元気?」
なんて気の抜けたことを言ってはへらりと笑った。
「元気な訳、あらへんやろっ!」
絞り出すような声で草薙は言った。
「お前ら2人が居のうなって!元気でいられる訳あらへんやろ!」
「ごめんね。」
「何がごめんや!絶対に許さへん!」
「うん、でもごめん。」
「許さへん、許さへん!」
草薙はその場に泣き崩れる。
大の大人が声を上げて泣くのは恥ずかしいものだが夢の中である。笑うものなど居ない。
十束は草薙の頭を撫でた。
慰めるように、謝罪のように。
「草薙さん、俺ね・・・幸せだったんだよ?」
十束は草薙の頭を撫で続け、話をした。
今まで伝えられなかったことの全てを・・・。
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