▽▲▽▲ 2014-08-18 14:57:42 |
通報 |
( 接客に戻り何を見ていたのか母親が近付いてき察したように"大丈夫?さっきの、木達サン家の.."と肩を叩かれ。心配性な性格は母親から受継いだのだろう、乾いた笑みを零して「大丈夫、心配すんな。」と言えば其れでも未だ信用出来ないのか"無理はしないでね、"そう言い残せば母親も去って。客人からの注文が入れば無愛想乍、其れでも己の中では一番愛想良く接客に励み。偽りの自分を演じる事位、彼女が居なくなって容易に出来る様になった。自分が他に情を注いではまた傷つける、ならば自分の感情なんか見せるものか。なのに自分は彼の目の前で、抑えきれない感情が涙で溢れたのだろう、何て。今思えば羞恥で死にそうだ、なんて柄にも無い事を考え。_すっかり太陽も沈み人数も減ってきて。夏は海の家に住み込み生活。母親からの指示があれば戸締りの準備に入って。_疲れた、シャワー浴びて行くか。己の汗臭さに顔を顰めては何時もの癖で頭を掻き乱して。_軽くシャワーを浴び終えればタオルケットを持ち不安定な情緒の侭約束した通り海家の前に座り相手を待って。 )
トピック検索 |