煩い…、俺だって失敗することぐらいあるのだよ( かつてチームの主将であった彼じゃあるまいのだから、と心の中で付け加えつつ、相手が手助けしてくれた事に礼は述べないが有り難みと照れ臭さを感じ、誤魔化すように眼鏡を押し上げて「……最下位だ」とか細げな声調で返答し